ベルマークの意味は? 仕組みや歴史について解説!

私も一時期集めていましたが、ベルマークを集めて寄付する人も、まだ多いですよね。

ところで、ベルマークには、どんな歴史意味があり、なぜベルの形のマークなのでしょうか。

ここでは、みんなが意外に知らない、ベルマークのことについて詳しくお話していきます。

また、ベルマークが世の中に役立てられていく仕組みについても解説していきます。

ベルマークの歴史は?

ベルマーク運動が始まったのは1960年の高度成長期で、何と約60年もの歴史を誇る支援活動です。

ベルマーク運動は始まった当初、へき地にある学校を支援する目的で始まったそうです。

今は、各地の学校支援に関わっているイメージですが、運動が始まった当初はへき地の学校向けの支援だったのですね。

そして、この運動が拡大化した頃の1980年代から、へき地だけでなく、災害被災地の学校の支援も始まりました。

更に、同じくらいの頃から、養護学校・盲学校への支援も始まり、支援活動は多岐に渡るようになりました。

今でも、これらの支援は続けつつ、ベルマーク運動は1990年代からグローバルな活動へと拡大していきます。

海外の戦争・災害被災地の学校支援を初め、戦災孤児の救済活動なども行うようになりました。

現在は、ベルマーク運動の資金も200億円を超え、小学校・中学だけでなく、短大や大学に至るまで支援対象を広げているそうです。

ベルマークの意味は?

ベルマークは、ベルの形のロゴがトレードマークですが、なぜベルの形なのか気になりますよね。

ベルマークに描かれているベルのイラストは、「愛の鐘」を表しているのだそうです。

ベルマーク運動は、「あらゆる子供たちに、平等に豊かな教育を受けさせる」という目的で始まった運動です。

つまり、ベルマーク運動は、全ての子供たちへ与える愛から始まった活動なのですよね。

その「愛」を世の中に響かせるための「鐘」を、ベルマーク活動の象徴にしたのだそうです。

ちなみに、「鐘・ベル」は、愛だけでなく、「助け合い」を象徴するものでもあるそうです。

ベルマーク運動のベルのイラストは、「愛と助け合い」をシンプルに表現したものなのですね。

ちなみに、現在はベルマークファミリーという鐘の形をモチーフにした4匹のキャラクターがいます。

ベルマーク50周年の節目に、より多くの人にベルマークを知ってもらおうと生まれました。

ベルマークの鐘とヤドカリをモチーフに、ベルマークを切り取るためのハサミ、集めたマークを貯めておく貝を背負っています。

ファミリーにしたのは家族で楽しみながら集めてもらいたいという願いが込められています。

ベルマーくん、りんちゃん、パパベル、ママベルという名前で、主役として活躍しているのはベルマ-くんです。

ベルマークの仕組みとは

ベルマークを集めて、「ベルマーク教育助成財団」に送ると、各地の学校支援に役立てることができます。

また、場合によっては、あなたが支援したい学校に、直接ベルマークを送ることもできますよ。

では、送られたベルマークは、どのような仕組みで換金され、学校の支援に役立てられているのでしょうか。

ベルマークは、ベルマーク運動の協賛会社が出している商品についています。

あなたがベルマークを送ると、あなたに代わって、協賛会社がベルマーク教育助成財団にお金を寄付するという仕組みになります。

引用元:ベルマーク教育助成財団 公式サイト

ベルマークがそのままお金として使われる仕組みではありません。

例えば、あなたが「○○社」の商品を買い、その商品についていたベルマークを寄付したとしますね。

そうすると、協賛会社である「○○社」が、ベルマークの点数に応じた金額を、ベルマーク教育助成財団に寄付します。

ちなみに、ベルマークは1点当たり1円の価値があり、そこから寄付金額が算出されます。

例えば、先ほどの例の「○○社」の商品のベルマークを20点送った場合は、20円が寄付されます。

でも、「ベルマークを切り取って送ったら、どこの会社の商品かわからないのでは」という疑問もわいてきます。

そこで、ベルマークをよく見てみると、上もしくは下の段に、数字の番号があると思います。

これは協賛会社の番号で、この番号を見れば、どこの会社の商品化がすぐにわかるのです。

ベルマークの割り戻し寄付金とは?

ベルマークには、「割り戻し寄付金」という制度がありますが、この仕組みはあまり知られていません。

この割り戻し寄付金の制度には、ベルマークの協賛会社と、PTAが深く関係しています。

では、どのような仕組みなのかと言うと、まず各学校内のPTAが、ベルマークを集めます。

そして、集めたベルマークで、指定された協賛会社で、必要な物品を購入します。

ちなみに、以前は、「ベルマークでは消耗品を買ってはいけない」とされてきたようです。

しかし、約10年前から、教育設備を充実させる目的であれば、どんな物品も購入できるようになりました。

この際、購入するのは、指定された協賛会社による商品だけで、それ以外からは購入できません。

協賛会社から商品を購入しないと、割り戻し寄付金の制度が適用されなくなるのです。

そして、物品を購入すると購入した代金の10%が、協賛会社からPTAに割り戻されます

でも、この割り戻し寄付金をPTAが勝手に使ってしまうことはできないのですね。

「寄付金」と名が付いていることからもわかるように、これは寄付されるためのお金なのです。

協賛会社から割り戻されたお金は、PTA教育助成財団を通じて、色々な慈善事業団体に寄付されます。

この寄付は、自動的に行われるため、割り戻し寄付金は、そのまま流れるようにして慈善事業団体に寄付されるのです。

ちなみに、割り戻し寄付金は、国内及び海外の子供たちへの援助資金として使われているそうです。

具体的な寄付先は、へき地の学校・盲学校・養護学校などの支援を行っている慈善事業団体になります。

このように、ベルマークでは、集めた団体(PTAなど)と支援される団体がどちらも恩恵を受けることができる仕組みになっているのが特徴です。

ベルマークの集計が面倒くさい理由とは?

PTAや生徒会などを経験した人は皆、「ベルマークの集計は面倒くさい」と言います。

では、ベルマークの集計作業は、なぜそんなに面倒くさいのでしょうか。

面倒くさいと言われている作業をいくつかピックアップしてみました。

仕分け・計算

集められたベルマークは最初に、会社ごとに仕分けするのですが、これが結構大変です。

ベルマークの協賛会社は、思ったよりもあるので、この第一段階の仕分けで時間が掛かります。

更に、仕分けするのは会社ごとだけではなく、点数ごとにも仕分けしていきます。

この作業は、ベルマークの枚数が多いと、作業が終わるまで、半日以上かかってしまうことも多いそうです。

しかも、小さなベルマークを1つ1つチェックしてするのも、かなり骨の折れる作業です。

まとめ方・送り方

このように仕分けされたベルマークを、キリの良い枚数ごとにまとめていきます。

この時、台紙を使って、ベルマークをキリの良い枚数ごとに貼っていくケースが多いようですね。

そして、ベルマークを財団に郵送する時は、会社別になっている、専用の袋に入れた状態で郵送します。

この袋は、財団から取り寄せなくてはならないため、これに関してもひと手間取られてしまいます。

これだけ手間のかかる作業をしているにもかかわらず、合計点数は数千円相当くらいというケースも多いようです。

ほとんどのPTAでは、保護者がボランティアでこの作業を行っているのが現状のようです。

中には、仕事を休んで、半強制的にボランティアに来なければならないことがストレスになっている人もいます。

とにかく割に合わない仕事…保護者の間では、ベルマークの仕分けは、そんな風に言われてしまっているようです。

ただし、ベルマークは「会社別の指定袋に入れる」「指定袋に書かれた点数とマークの点数が同じ」を満たせば問題はありません。

必ずしも台紙に貼る必要はありません。

「会社別の指定袋に入れる」「指定袋に書かれた点数とマークの点数が同じ」を満たした上であれば、各団体でやりやすい方法でやればOKです。

ベルマークの集計を簡単に行う方法について

仕分け作業が面倒なために、ベルマークから離れてしまうPTAも増えてきたと言われています。

その現状を踏まえ、最近はベルマークのIT化が進み、「ウェブベルマーク」というシステムができました。

公式サイトを経由して、ネット通販で買い物をすると、web上にベルマークが溜まっていくという仕組みです。

そして、貯まったベルマークは、あなたが指定する学校のアカウントに貯まるといったものです。

また、学校側も、自分たちのアカウントを作成し、そこにベルマークを貯めていきます。

そして、集計も自動的にweb上で行われるため、保護者による集計作業が必要なくなります

更に、ベルマークに関連した寄付も、web上から自動的にできるので便利ですよ。

このウェブベルマークは、幅広い商品やサービスからベルマークを貯めることができるのも魅力です。

協賛会社の商品・サービスだけに限定されていないので、多くの人がベルマーク運動に参加できる仕組みでもあります。

まとめ


ベルマーク運動は約60年の歴史を持ち、国内外の教育機関に幅広く支援活動を行っています。

ベルマークのベルのイラストは、「愛の鐘」を表し、愛と助け合いのシンボルでもあります。

ベルマークを寄付すると、あなたの代わりに、その商品を出している会社がベルマーク教育助成財団にお金を寄付します。

割り戻し寄付金の制度により購入した金額の10%は、支援を必要とする学校などの支援に寄付されます。

ネットが普及した今では、ウェブベルマークという新しい形でも活動をしています。

気軽に参加できる仕組みになっていますので、ご興味あればぜひウェブベルマークをご覧になってみてくださいね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です