インクカートリッジの寄付。回収後どう資源化されてるの?

プリンターのインクカートリッジが使用済みになった際、みなさんはどのように処分されていますか

一般ゴミとして地域のゴミ回収に出されているでしょうか?

それとも専用の回収ボックスなどに持っていきますか?

どちらにしても回収された使用済みインクカートリッジがその後どのように資源化されているのかご存知ない方が多いと思います。

そこで、今回は使用済みインクカートリッジの寄付や回収後の資源化についてご紹介していきたいと思います。

インクカートリッジを寄付したことありますか?

使用済みのインクカートリッジを、みなさんは今までどのように処分されてきましたか?

意識的に寄付という形をとられた方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

新しいインクカートリッジを買いに行く際、使用済みインクカートリッジを持っていくと店頭で回収してくれることが多いと思います。

この行動も寄付に繋がっていることがあります。

例えば、キヤノンの場合、店頭などの拠点回収や訪問回収を行い、その回収を通じた環境保全・社会貢献活動を推進しています。

その活動の中に、お客様から回収したインクカートリッジの本数や個数に応じた金額を「未来につなぐふるさとプロジェクト」へ寄付する活動があります。

引用元:Canon(キヤノン)未来につなぐふるさとプロジェクト 公式サイト

未来につなぐふるさとプロジェクトは、『子供たちの未来に、多様な生き物を育む美しく緑豊かなふるさとを残すこと』を目的に2010年に始まったキヤノンのエコ推進活動の1つです。

生物の保全活動や、地域社会との連携、子どもたちへの教育活動などを行っています。

その活動資金として、キヤノンでは使用済みインクカートリッジ回収本数に応じた寄付を行っています。

引用元:Canon(キヤノン)未来につなぐふるさとプロジェクト 公式サイト

1個あたり1円の寄付額ですから、みなさんがインクカートリッジを回収箱に入れた本数分が、そのまま寄附金額になります。

また、エプソンの場合、使用済みインクカートリッジの引取回収サービスにおいて「寄付」を選ぶと、回収量に応じたポイント相当額を各種団体(公益財団法人オイスカ、公益財団法人日本自然保護協会)へ寄付する仕組みになっています。

もちろんご自身で直接寄付することもできます。

特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会や国際協力NGOジョイセフなどの団体です。

シャプラニールでは、寄付した使用済みインクカートリッジは換金され、バングラデシュやネパールなど海外での支援活動費用となります。

ジョイセフでは、寄付したものが途上国の女性や子供の為に使われる物資や支援金となります。

インクカートリッジ里帰りプロジェクトとは?

次に、プリンターメーカーが使用済みインクカートリッジの回収・リサイクルを推進する「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」という共同プロジェクトについてご紹介します。

引用:インクカートリッジ里帰りプロジェクト

ブラザーキヤノンエプソン日本HPのメーカー4社が協力して、家庭用インクジェットプリンターの使用済みインクカートリッジを共同回収しているプロジェクトで、消費者が専用の回収箱に使用済みインクカートリッジを入れるだけです。

回収箱は全国の郵便局や一部の自治体施設などに設置してあるので、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

この回収箱によって回収されたインクカートリッジは仕分け拠点でメーカーごとに仕分けされ、各メーカーに戻されます。

その後、各メーカーは責任を持ってリサイクルしています。

回収実績としては、2018年度は355万個であり、環境への貢献(CO2削減効果)としては、134t-CO2となっています。

インクカートリッジは回収後どう資源化されている?

使用済みインクカートリッジは様々な方法で回収され、その後リサイクル工場などで種類ごとに分別・分解されます。

そして、再びインクカートリッジとしてリユースされたり、カートリッジ部品やプラスチック製品などにリサイクルされたりしています。

引用元:Canon(キヤノン) 公式サイト

また、ICチップからは貴金属回収を行ったり、その他の部分でもサーマルリサイクル(熱回収)されたりしています。

なお、サーマルリサイクルとは、廃棄物を単に焼却処理するのではなく、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用することをいいます。

インクカートリッジを寄付することは、カートリッジを再利用するだけではなく、エネルギーの再利用にもつながっているんですね。

まとめ

ご紹介してきたように、使用済みインクカートリッジは寄付や資源化などにより単なるゴミとは違った形で様々に利用されています

今まではインクカートリッジを一般ゴミとして出すことと回収箱に入れることの違いについて、そこまで意識していなかった方も多いかと思います。

しかし、捨てればゴミとなっていたものが回収箱に分別することによって資源となるので、少しだけ意識して行動してみませんか?

一人ひとりの少しの意識が環境保全につながっていくことを再確認していただけたらと思います。

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