入れ歯を寄付?仕組みや回収ボックスの設置場所について

 

不要になった入れ歯・合わなくなった入れ歯を寄付することができるのをご存知ですか?

入れ歯は、貴重なリサイクル資源の1つなので、寄付することで社会に貢献できます。

また、入れ歯の寄付によって、ユニセフにも寄付ができ、世界にも貢献することができます。

ここでは、入れ歯の寄付の仕組みや用途、寄付用の回収ボックスのことについてまとめました。

寄付された入れ歯の用途や仕組みについて

「入れ歯の寄付」と言っても、全ての種類の入れ歯を受け取ってもらえるわけではありません。

寄付できる入れ歯は、クラスプという、歯に引っ掛ける金属が付いた入れ歯のみになります。

クラスプが入れ歯のどの部分なのかについては、こちらの動画で紹介されていたので載せておきますね。

 

保険適用内の入れ歯はこのクラスプがついているのでOKですが、保険が効かない「総プラスチック製の入れ歯」は寄付の対象外となります。

又、クラスプが付いているものなら、ブリッジ・クラウン・インレーどれでも大丈夫です。

なぜ、使用済の入れ歯が寄付の対象になるかというと、実は、金属リサイクルの市場においては、このクラスプの部分の需要がとても高いのです。

クラスプ部分には、金・銀などの貴金属が含まれているので、高く買取してもらえるという訳です。

寄付された入れ歯のその後は?

まずは寄付団体が一括して入れ歯を集め、まとまった数の入れ歯が集まったら、貴金属精製会社に持ち込みます。

貴金属精製会社では、クラスプの部分だけを抽出して、精製していきます。

 

 

貴金属精製会社には、そのクラスプの部分を買い取ってもらい、収益を各方面に寄付するのです。

ちなみに、入れ歯のプラスチックの部分は、残念ながら、リサイクルには使われていないようです。

貴金属を換金し、得た収益は、寄付団体を通じて国内外の各地に寄付され、役立てられています。

入れ歯でユニセフに寄付ができる

入れ歯の寄付による収益は、各地に寄付されますが、1番有名な寄付先はユニセフです。

私たちが入れ歯を直接ユニセフに寄付することはできませんが、寄付団体がまとめて行ってくれますよ。

入れ歯の寄付で出た収益は、主に、開発途上国の子供たちの健康・衛生・教育に役立てられています。

例えば、伝染病予防のワクチン・寒さをしのぐ毛布・HIVの検査キットなど、健康に欠かせないものばかりです。

また、マラリアに感染し命を奪われる人の数は年間66万人とも言われていますが、その多くがアフリカの子どもたちです。

ユニセフでは、マラリアの予防には殺虫剤処理をほどこした蚊帳の使用が有効であるとし、寄付を使って蚊帳の配布を行っています。

更に、現地の学校で不足しがちなノートや鉛筆などの文房具の購入も、寄付金によってまかなわれています。

このように、入れ歯の寄付で出た収益は、ユニセフで幅広く役立てられています。

もし、あなたが入れ歯を寄付して、ユニセフで役立てたい場合は、ユニセフに寄付してくれる寄付団体を選びましょう。

入れ歯の回収ボックスの設置場所について

入れ歯は寄付団体に直接送ってもOKですが、回収ボックスに入れる形でも寄付できます。

入れ歯の回収ボックスは全国に設置されているので、近くの回収ボックスに入れてくださいね。

こちらは、入れ歯の回収ボックスの設置場所を紹介しているサイトです。

引用元:NPO法人 日本入れ歯リサイクル協会

このサイトは、全国の回収ボックスの情報全てを網羅しているので、これを見れば一目でわかります。

回収ボックス情報を紹介しているサイトは他にもありますが、このサイトほどの情報は網羅されていません。

このサイトを見てみると、福井県・宮崎県・徳島県以外は、回収ボックスが設置されています。

多くが、公民館や老人福祉センターなどの公的施設に設置されています。

回収ボックスが設置されていない県、もしくは回収ボックスの場所が家から遠い場合は、団体に直接送付してください。

送り先については、上でご紹介したサイトに記載されています。

ちなみに、回収ボックスに入れる場合も、団体に送る場合も、汚いままの入れ歯を寄付するのではなく、きれいに洗って、熱湯消毒をきちんと行った上で寄付してくださいね。

まとめ

不要になった「クラスプ付きの入れ歯」は、寄付すると、金属の部分がリサイクルされます。

そのリサイクルで出た収益が、ユニセフを始め、国内外各地で大きく役立てられています。

リサイクルされるのは金属部分だけなので、クラスプが付いていない入れ歯は寄付できません。

入れ歯は、寄付団体に送ってもいいですし、全国にある回収ボックスに入れてもOKですよ。

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