緑の羽根基金とは?寄付金の使い道や歴史を解説!

緑の羽根基金への募金は、駅や学校の前などで、春と秋の時期に行われていることでお馴染みですね。

今では「緑の募金」という名前で運営されていますが、緑の羽根のイメージが大きく、いまだに多くの方に緑の羽根募金と呼ばれ続けています。

ところで、緑の羽根の歴史や、なぜ羽の色が緑なのかについてご存知ですか?

ここでは、私たちが意外と知らない、緑の羽根の歴史や由来赤い羽根との違いについてお話します。

又、緑の羽根基金に寄付されたお金が、どう使われているのかについても触れていきます。

緑の羽根基金の歴史について

緑の羽根基金の募金活動は1950年から実施された活動で、約70年の歴史があります。

この活動は、日本にまだまだ不足していた森林を増やそうという理念で始まりました。

最初は全国規模の活動ではなく、東京を中心とした20の道府県で募金活動が実施されました。

この年、昭和天皇皇后両陛下も緑の羽根基金に賛同し、募金を行ったそうですよ。

そして、昭和天皇皇后両陛下も、そのお胸に緑の羽根を付けられたそうです。

緑の羽根の募金活動は、その後急速に拡大し、団体が誕生してからからわずか5年足らずで、募金額が1億円以上になったと言われています。

更に、東京オリンピック開催2年前の1962年には、募金活動が全国に定着し、皆が知る活動となりました。

今は日本でも有数の大きな募金団体の1つとなり、寄付金額が20億円を超えた年もあるそうですよ。

1995年には戦後50年を契機に「緑の募金法」が制定され、そのタイミングで「緑の募金」と名称を変えました。

「緑の募金」になった後も、国内外の森林づくりや人づくりをはじめとした様々な取り組みを行っています。

なぜ緑の羽根なの?

緑の羽根基金に募金するともらえる「緑の羽根」ですが、羽の色がなぜ緑色なのでしょうか。

緑の羽根の募金は、先ほどもお話した通り、日本に森林などの緑を増やす目的の募金です。

又、緑の羽根への募金活動は、「緑の募金法」という法律に基づいて行われています。

このことから、その活動と法律のシンボルカラーである緑色を、羽の色に決めたのだそうです。

赤い羽根募金について

一方、羽根がもらえる募金では、「赤い羽根」の募金も、同じくらい有名ですよね。

赤い羽根の「赤」は、「勇気」「正義」「希望」を象徴している色だということをご存知ですか?

赤い羽根への募金は、主に福祉活動に使われますから、正に「勇気」「正義」「希望」に合っていますね。

この「赤の由来」はヨーロッパ諸国から入ってきたものですが、それを日本でも採用したということです。

また、一説によると、勇気ある英雄・ロビン・フッドが着けていた赤い羽根も、関係しているのではないかと言われています。

赤い羽根の募金について詳細はこちら

その他にも、以下の募金があります。

  • 青い羽根募金(海での救助活動を支援するための募金)
  • 水色の羽根募金(漁業中の海難事故で親を亡くした子供への支援に活用される募金)
  • 黄色い羽根募金(移植医療の普及活動を支援するための募金)
  • 白い羽根募金(日本赤十字社が過去に行っていた募金)

また、募金ではありませんが、赤い羽根共同募金の赤い羽根を黒に置き換えた「黒い羽根運動」という炭鉱失業者生活助け合い運動が過去にはありました。

緑の羽根基金への寄付金の使い道は?

さて、緑の羽根基金に募金した人は、寄付金がどのように使われているかも気になりますね。

緑の羽根の募金は、主に、今生息している森林の整備と、新しい森林の苗の植え付けに使われているようです。

最近では自然災害が増えており、それによって森林や里山が崩壊することも少なくありませんでした。

それらの森林や里山を再生させるための活動にも、緑の羽根の募金が使われています。

また、森林を守り育てていく人材・日本に伝わる木の文化を受け継ぐことができる人材育成のためのNPOや任意団体等の非営利民間団体にも助成金を出しています。

例えば、森林や里山を管理するプロの人材や、子供たちに自然教育を行うための活動などです。

ちなみに自然教育とは、子供たちに里山の生活や林業を体験させながら、自然の素晴らしさや厳しさを体験で学ぶ教育です。

そして寄付金は、日本国内だけの活動にとどまらず、世界の緑化活動のためにも使われています。

例えば、砂漠地帯に緑を増やす活動や、貴重な熱帯林を守って管理するための活動などです。

このように、寄付金は幅広く使われており、その活動報告も一般に公開されています。

この事業報告書は毎年公開されているため、きちんと適切な活動をしていることがうかがえます。

そのため、緑の羽根基金は、信頼できる寄付団体であると考えて良いと思います。

まとめ

緑の羽根基金は、70年ほどの長い歴史を持つ、自然保護・育成のための団体です。

自然のための活動であり、「緑の募金法」に基づいて行われるため、羽根の色が緑なのですね。

一方、赤い羽根共同募金の赤は、「勇気」「正義」「希望」の色である赤に由来しています。

緑の羽根への募金は、国内外の自然保護活動に使われ、活動報告は毎年一般に公開されています。

緑を守るために寄付をしたいとお考えであれば、ぜひ緑の募金への寄付をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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