私立校への寄付※支払いは強制なの?支払わなかったら?

子どもが私立の学校に入学すると、ほぼ必ず「寄付のお願い」という通達が来ます。

では、私立校から寄付のお願いがあった場合、必ず行わなくてはならないのでしょうか。

又、もしその寄付を拒否した場合、何か問題が発生したりするのでしょうか。

ここでは、私たちが意外と知らない、私立校への寄付について詳しくお話していきます。

私立校にある「寄付のお願い」とは?

私立校から来る「寄付のお願い」とは、学校運営のための補助として使うお金を募るというものです。

私立校は、国や市町村ではなく、法人が運営しているものです。

基本的には、資金繰りを学校側が行わなくてはならず、運営していくことがとても大変なのです。

そのため、「少しでも運営の助けが必要」という目的で、生徒の保護者に寄付を募るのです。

「寄付のお願い」は基本的に、入学式直後のシーズンに来ることが大半です。

この時期に「寄付のお願い」を出すと、比較的寄付金が集まりやすいからです。

集められた寄付金は、学校の設備費用や、校舎の修繕費として使われることがほとんどです。

ただ、学校の「〇周年記念事業」といったものがある場合も、臨時で「寄付のお願い」が来ることもあります。

「〇周年記念事業」では、まとまった金額のお金が必要になるため、どうしても寄付でまかなう必要が出てくるのです。

私立校の寄付は強制なの?支払わなかったらどうなる?

子どもが通う学校から来る「寄付のお願い」を、プレッシャーに感じている親御さんも多いようですね。

でも、私立校への寄付は、基本的には任意なので、義務でも強制でもありません

なので、どうしても気が進まないという場合は、支払わなくても問題はないのです。

ただ、学校によっては、寄付をしないと、「督促状」という形でプレッシャーをかけてくるケースもあるようです。

それでも、寄付はあくまで任意なので、督促状が届いたとしても、寄付をしなければならないわけではありません。

実際、督促状が届いたという人も、学校側と話し合って、穏便に解決していることがほとんどのようです。

督促状が届いたり、寄付をしなかったとしても、子どもが退学になるようなことはないので安心しましょう。

学費をきちんとコンスタントに納めてさえいれば、トラブルになることはありません

但し、督促状が届いた場合、そのまま放置せず、学校に連絡を入れて話し合った方が良いかもしれません。

私立校への寄付金は税額控除の対象になるの?

あまり知られていないようですが、実は私立校への寄付は、税額控除の対象になります。

しかも、「税額控除」か「所得控除」かのどちらか希望する方を選べるというのも、魅力です。

税額控除を希望する場合、寄付した金額の4割を所得税の金額から控除してもらえます

しかも、「寄付者の所得税率には関係ない」という点が嬉しいポイントです。

一方、所得控除を希望する場合、まずは寄付者の所得に合った所得税率を算出します。

そして、寄付者の所得金額から、諸々の控除額を引き、更に寄付金額から2,000円マイナスした金額を引きます。

ここで算出した金額に、所得税率を掛け合わせた計算で、控除金額が決まります。

私立校への寄付を控除の対象にするにあたっては、まずあなたの家の所得と諸々の控除額を算出する必要があります。

それを算出した上で、どちらが得になるのかを考えて、控除プランを立てましょう。

そして、いずれの場合も、必ず寄付の証明書をもらい、確定申告時に提出しなくてはなりません

ちなみに、確定申告時に必要になるのは、寄付の証明書の写し・寄付の領収書の2種類です。

まとめ

私立校への寄付で集められた寄付金は、学校の設備費・校舎の修繕費などに使われます。

寄付はあくまで任意なので、もし督促状が届いたとしても、寄付を強制されることはありません

また、私立校への寄付は、税額控除もしくは所得控除の対象にすることが可能です。

この場合、どちらが得かは、所得によって変わってくるので、正確に計算した上で申告してくださいね。

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