令和元年10月に発生した台風19号は、関東、東北を中心に規模の大きな被害をもたらしました。
そのため、その復興のための募金活動も、色々なところで活発にされているようです。
ここでは、台風19号の被災地へ安心して寄付ができる寄付サイトについてまとめました。
また、LINE PayやLINEポイントを利用した、最新型の寄付の形についても、あわせてお話したいと思います。
台風19号の被災地に寄付ができるサイトを紹介
ここでは、信頼できる寄付サイトの例として、「さとふる」「Yahoo!基金」「Yahoo!ネット募金」を紹介します。
さとふる
さとふるは、「ふるさと納税」を紹介するサイトの一つです。
ふるさと納税とは、自治体に寄付しお礼として返礼品がもらえることで有名になった寄付の方法です。
ただ今回は「台風19号直後の寄付」ということで、お礼の品を辞退している寄付者も多いようですね。
これには、理由があります。
通常は、さとふるを通じて寄付をすると、寄付金が自治体に渡ります。
ただし、自治体は寄付の金額に応じて数%の手数料をさとふるに支払いをしています。
ですが、令和元年台風19号被害緊急支援募金については例外になっており、お礼の品を希望しない場合は、寄付したお金が、手数料なしでそのまま寄付先に寄付されます。
返礼品を希望しない寄付を申込みした場合、申し込み金額の全額が同自治体に届けられます。
さとふるが同自治体から手数料を得ることはないそうです。
もちろん、寄付金控除の対象になっているので、税額控除を受けつつ台風の被害にあった自治体に支援したいという方にはオススメです。
Yahoo!基金
【令和元年台風19号緊急災害支援募金】
過去最強規模で10月12日に上陸した #台風19号 の影響により、各地で大きな被害がおきています。
Yahoo!基金では、被災地や被災者支援の緊急支援募金の受付を開始しました。
みなさまのご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。https://t.co/nG7tE8j6mV— Yahoo! JAPAN(ヤフー) (@Yahoo_JAPAN_PR) October 13, 2019
Yahoo!基金は、文字通り、Yahoo! JAPANが設立した社会貢献事業団体です。
ネット募金のサイトの中では、最も知名度の高いものの1つではないでしょうか。
そのため、全国的な認知度も高く、すぐに多額の寄付金が集まりやすいという点がメリットです。
更に、Yahoo!JAPANという大手企業が運営しているという信頼性の高さも、メリットの1つだと思います。
Yahoo!基金では、台風19号の災害が明らかになってすぐに「令和元年台風19号緊急災害支援募金」が立ち上がりました。
今回は、有名YouTuberのヒカキンさんが、Yahoo!基金で100万円を寄付したことに話題になりました。
【反響】ヒカキンが台風19号被災地への募金呼びかけ、自らも100万円寄付https://t.co/Kxp3sELeT4
動画内で「Yahoo!基金」の使い方を解説・実演し、100万円を寄付。「僕1人の100万円よりも、 今見てくださってる皆さんの100円のほうがすごい力を持っています」と呼びかけた。 pic.twitter.com/f2GYKZio7z
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 14, 2019
ご自身のYouTubeチャンネルでYahoo!基金の使い方を解説し、ヒカキンさんご自身も台風19号被災地へ100万円の寄付をしたことをご報告されています。
一方で、デメリットもあります。
Yahoo!基金は、寄付をしても、税金控除の対象になりません。
ふるさと納税と違い、Yahoo!基金は、自治体とは関係ない任意団体であるためです。
Yahoo!ネット募金
Yahoo!ネット募金は、先ほどのYahoo!基金同様、Yahoo!JAPANが運営するネット募金サイトです。
引用:Yahoo!ネット募金
Yahoo!基金は、募金をはじめとしたYahoo!JAPANの社会貢献活動の母体となる組織です。
一方、Yahoo!ネット募金とは、組織ではなく、インターネットを通じた募金活動のサイトのことです。
Yahoo!ネット募金でも、被害の大きさが明らかになってすぐに、令和元年台風19号災害支援募金が立ち上がりました。
Yahoo!ネット募金は、「TカードのTポイントからも寄付が可能」という点が魅力です。
なので、手持ちのお金が少なくても、Tポイントを寄付すれば、募金が完了できます。
また、Yahoo!基金主催の募金活動だけでなく、他の団体の募金活動もサイト上で扱っています。
そのため、募金の選択肢が多いという点も、Yahoo!ネット募金の魅力の1つです。
一方、「寄付の前に、Yahoo!アカウントを取得する作業が面倒」というデメリットもあります。
Yahoo!アカウントの作成は、他の寄付サイトに比べると、少し面倒な印象を感じます。
そのため、募金前にこのひと手間を行うことに対して、敷居の高さを感じる人もいるかもしれません。
LINEのサービスを利用して寄付ができる
さて、最近では、LINE PayやLINEポイントといったLINEのサービスを利用した形の寄付も話題となっています。
LINE Payで寄付
LINE Payで寄付をするには、こちらのLINEの寄付受付ページから申し込みができます。
まずは、LINEアカウントを取得し、LINE Payアプリを開いて、あなたのクレジットカード情報を連携させます。
そして、寄付の受付ページに飛び、「一口300円」「一口10,000円」のどちらかを選んでください。
一口当たりの寄付金額は、300円・10,000円のみになるので、その中から選んでくださいね。
最後に、緑色の「寄付する」というボタンをクリックし、クレジット決済を選択して完了です。
ただ、LINE Payを利用した寄付はスマホからのみとなるので、注意してくださいね。
又、決済はクレジットのみとなり、コンビニ決済や振り込みなどはできません。
LINEポイントで寄付
LINEポイントで寄付する場合には、こちらの寄付受付ページから申し込みができます。
LINEポイントの場合には、1円、5円、10円、50円、100円、500円、1000円、5000円の金額で寄付を行います。
少額からでも寄付が可能ですので、LINEポイントを持っているのだけど、少額なので上手に活用できていないという方などにオススメです。
まとめ
令和元年の台風19号の被災地への寄付は、近年、多岐に渡った形になっています。
信頼できる寄付先を選び、ぜひそこへ、あなたの気持ちを支援という形で送ってください。
最近は、LINEやTポイントを有効活用した寄付活動も活発化しています。
昔よりも募金がしやすくなっているので、ぜひ募金に参加してくださいね。