タイガーマスク基金の評判。伊達直人との関連は?

タイガーマスク基金。

たくさんの寄付団体がある中で、こちらの基金をご存知の方はいらっしゃいますか。

タイガーマスク基金とは児童養護施設などの退所者や社会的に養護が必要な子どもや若者に、生活自立、学業、就労などの面での支援を総合的に行うNPO法人です。

また広く一般にこの問題を提起して、児童虐待予防の啓発事業などを展開し、この問題の根本的解決を図ることを目的としています。

昨今、子どもへの虐待が問題視されており、ニュースでも頻繁に取り上げられるようになりました。

ニュースを聞くたびに、本当にいたたまれない気持ちになります。

世間も虐待事件に注目が集まる中、児童養護施設の役割は重要になってきています。

さらに児童養護施設を退所した後、頼れる大人がいないなかでの自立は子どもにとって困難なことです。

そのような事から、タイガーマスク基金の活動は重要になっているのではないでしょうか。

タイガーマスク基金の活動内容は?

タイガーマスクと名がつく基金は2つの団体があります。

タイガーマスク基金

ひとつは「タイガーマスク基金」です。

引用元:タイガーマスク基金 公式サイト

こちらは漫画タイガーマスクの原作者である梶原一騎先生の妻・高森篤子さん、漫画家の辻なおき先生の妻・辻芙美子さんが発起人となって設立された団体です。

寄付活動は多岐にわたり、産直ギフトを購入することで売上の一部が寄付されたり、LINEのスタンプ購入(デザインはタイガーマスクのスタンプです)で寄付できたりと様々です。

公式サイトでは、5,000円からお金での寄付の受付をしています。

また、進学サポーター制度といった月々数千円から無理のない範囲で、4年間だけ寄付を継続し一人の学生の入学から卒業まで、タイガーマスク基金と一緒にサポートする制度もあります。

初代タイガーマスク基金

もう一つのタイガーマスク基金は「初代タイガーマスク基金」です。

引用元:初代タイガーマスク基金 公式サイト

こちらは初代タイガーマスクとして活躍されていたプロレスラーの佐山聡さんが理事長を務める団体です。

チャリティーパーティーの開催や、1本につき2.6円が初代タイガーマスク運動本部に寄付される自動販売機の設置などを行っています。

公式サイトでは、1,000円からお金での寄付の受付をしています。

また、初代タイガーマスクが描かれたタオル、チャリティーソングのCDを購入することで寄付をすることができます。

どちらも児童養護施設の子どもたちをサポートすることを目的としています。

タイガーマスク基金の評判

タイガーマスク基金の評判ですが、おおむね良い評判が多く見受けられました。

「活動内容に共感できる」「寄付先として信頼できる」などの口コミがあります。

寄付の方法もいろいろあるので、寄付がしやすい点も良いのかもしれません。

また新聞で活動の紹介などもされています。

税控除メリットなどで寄付を考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

「伊達直人」の寄付活動との関連について

「伊達直人」といえばプロレス漫画タイガーマスクの主人公で、悪役レスラーとして活躍しています。

漫画では伊達直人自身が育った養護施設の経営難を知り、ファイトマネーを養護施設へ匿名で寄付し続けるという内容です。

2010年の年末に群馬県前橋市の児童養護施施設に「伊達直人」の名前でランドセルが贈られ、現実に「伊達直人」が現れたとニュースなどで大きく取り上げられました。

このニュースが全国に広がり各地で「伊達直人」「タイガーマスク」の名前での寄付が相次いだのがタイガーマスク運動です。

この運動がきっかけとなり、設立されたのが梶原一騎先生の妻・高森篤子さん、漫画家の辻なおき先生の妻・辻芙美子さんが発起人のタイガーマスク基金です。

辻芙美子さんはタイガーマスク基金HPの中で、このように語られています。

この運動(※タイガーマスク運動)で寄付をされた方々は裕福な方だけではありません。
なかにはご老人や小さな子供たちまでが、自分のお金をはたいて寄付をされていました。
そんな「タイガーマスク運動」が連日のように報道されるにしたがい、わたくしも何か世の中に恩返しができたらいいなという気持ちが芽生えてまいりました。
しかしわたくしはこれまでボランティア活動の経験も少なく、何をどうしたらいいのかもわからずに指をくわえてみているだけでした。
梶原一騎先生のご夫人高森篤子さんとも、「タイガーマスク運動」が一過性のものに終わらないように何かできればとご相談していた矢先に、NPO法人ファザーリンクさんがお力を貸してくださると名乗りを上げてください、ここに「タイガーマスク基金」設立を迎えることになりました。
「タイガーマスク」は子供たちに夢を与えるために、悲しみを背負い生きる人間の姿を描いた作品です。
なき主人が漫画「タイガーマスク」を執筆したご縁であります。わたくしも一人の伊達直人としてタイガーマスクになり、この基金を通して子供たちに夢を与えることに力になれたら幸せです。

「伊達直人」「タイガーマスク」のように子どもたちに夢を与えたい、亡くなったご主人の思いを引き継いでいきたいといった思いが活動につながっています。

最初に「伊達直人」の名前で寄付をした方は、「タイガーマスク基金」のような寄付活動へとつながるとは考えていなかったのではないでしょうか。

寄付活動に最初に「伊達直人」の名前で寄付をした方は直接関係してませんが、「タイガーマスク基金」のきっかけを作ったことになります。

タイガーマスク運動「伊達直人」の後日談

ちなみに、「伊達直人」の名前で寄付をした方には後日談があります。

タイガーマスク運動から約3年後の2013年に毎日新聞の取材に応じ、ランドセルを寄付した理由について匿名で語られています。

取材当時40歳のこの男性は、自身も幼いころに母とは死別、父とは絶縁した状況で親族の間を移り住む生活を送られていたそうです。

幼い頃から居場所のない人生だったことから、自分のような境遇の子どもを助けたいという思いに至ったとのこと。

就職後は、足立区の児童養護施設に寄付を始めましたが、入所前の一時保護所にいる子どもは学校に行けないという事実を知ります。

そこで、自宅近くの児童用語施設にランドセルを並べて寄付したというのが、2010年末のタイガーマスク運動の始まりでした。

男性は、その後プロレスラーの初代タイガーマスク佐山聡さんと出会い、2012年からは佐山さんが理事長を務める初代タイガーマスク基金に参加されています。

2016年に開催された「初代タイガーマスク35周年記念イベント」には初めて実名で参加し、顔も公表されています。

現在では、講演家として活動されながら、前橋市と連携してタイガーマスク運動支援事業を発足

2017年には、ふるさと納税制度を表彰する『ふるさとチョイスアワード2017』にて全国大賞を獲得されています。

ご自身の辛い体験をバネに、ここまでの活動をされていることに多くの方が感銘を受けています。

まとめ

いかがでしたか。

タイガーマスク基金は、今まであまり注目されなかった養護施設の退所者や支援が必要な若者に支援を行う基金です。

もっと多くの方にタイガーマスク基金の存在を知ってもらい、より活動が活発になればと思います。

親が子どもを選べないように、子どもも親を選ぶことができません。

家庭環境が理由で親を頼る事ができない子どもたちが、家庭環境に関係なく、平等に将来に夢を持てるような世の中になることを切に願います。

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