2018年10月から東京オリンピック特別ナンバープレートの交付が始まりました。
この特別ナンバープレートは、東京オリンピックをみんなで盛り上げるための企画の1つです。
2019年4月には申込件数が100万件を突破し、いまでは街のなかでよく見かけるようになりました。
【お知らせ】東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートの申込件数が昨日100万件を突破!!たくさんの申し込み、ありがとうございます🚗
2020年7月、8の東京2020大会に向け、みんなで付けて更に盛り上げていきましょう!!
WEB申込はこちら↓https://t.co/ZAXJ75qv3X pic.twitter.com/sJRT01bhcA— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN) 2019年4月26日
そして、この特別ナンバープレートには、「寄付版」というものもあります。
ここでは、東京オリンピック特別ナンバープレートについて、詳しい情報をまとめました。
目次
オリンピックの特別ナンバープレートには寄付版がある!
東京オリンピックの特別ナンバープレートは、2種類のプレートがあります。
引用元:軽自動車検査協会
1つは寄付版と呼ばれる図柄入りのタイプ、もう1つはエンブレムが入っただけのシンプルなデザインのタイプです。
寄付版の図柄入りナンバーは、上の段の右上部分にあるエンブレムだけでなく、背景にカラフルなデザインの柄が入っています。
ですので、寄付版を選ぶと、一目見ただけでそれだということが分かります。
ちなみに、どちらのタイプも、自家用登録自動車・自家用軽自動車・事業用登録自動車が対象となります。
引用元:一般社団法人 全国自動車標板協議会 図柄ナンバー申込サービス
バイクなどの二輪車について交付がないのは少し残念ですね。
東京オリンピック特別ナンバープレートの料金・手続きについて
東京オリンピックの特別ナンバープレートをもらうには、交付手数料を払う必要があります。
この交付手数料は、地域によって金額が違うので、各自で窓口に問い合わせる必要があります。
ちなみに、東京都の場合は、交付手数料は7,210円です。
地方によっては、1万円以上の交付手数料がかかるケースもあるようです。
特別ナンバープレートでなくとも、ナンバープレートの交付には4,000円前後かかると言われています。
そこに、東京オリンピック専用のデザイン代がプラスされるので、やはりそれなりの金額になりそうです。
そして、寄付版の場合は、交付手数料に加えて、1,000円以上の寄付が必要になります。
寄付の金額に関しては、1,000円が最低ラインで、100円単位で金額をあげることができ、上限はありません。
手続きの流れについて
特別ナンバープレートの申し込みは、「図柄ナンバー申し込みサービス」という下のサイトから行います。
引用元:一般社団法人 全国自動車標板協議会 図柄ナンバー申込サービス
このサイトの上にある「申込」をクリックし、必要事項を記入して送信します。
又、窓口で直接申し込みたい場合は、申込書をサイトからダウンロードします。
その申込書に必要事項を記入して、窓口に直接持って行ってくださいね。
支払方法はATM振込、インターネット振込、郵便振込、銀行振込、現金書留から選べます。
申込みから振り込みがスムーズに進めば、ナンバープレートの交付は約10日ほどです。
受け取りは運輸支局等または軽自動車検査協会事務所での手続き完了後、予約センター窓口にて受け取ることができますよ。
使用中のナンバープレートを東京オリンピック版へ交換はできる?
ナンバープレートの発行というと、新しく自動車を買ったときに申請するものですよね。
東京オリンピック特別ナンバープレートを取得する個人の方は、車を購入されたタイミングがちょうど申請期間であったからという理由が多いようです。
では、現在使っている自動車のナンバープレートを、東京オリンピック特別ナンバープレートに交換できるのでしょうか?
結論から言うと、現在使っている自動車のナンバープレートを特別ナンバープレートに交換することは可能です。
使用中の番号を変えることなく、図柄入りのナンバープレートに交換することができます。
(※一部、番号の変更が必要な場合もあります)
交換するときには、今まで使っていたナンバープレートは返納します。
また、ネジ穴の左側の穴を40ミリ開ける破壊措置をしてもらうことで、持ち帰ることも可能です。
長年使っていたナンバープレートを記念に保管しておきたいのであれば、その旨を伝えれば穴を開けてもらえますよ。
東京オリンピック特別ナンバープレートの取り付け方について
交付された東京オリンピック特別ナンバープレートはご自身で自動車に取り付けます。
新しいナンバープレートを取りに行くのに該当車に乗ってきた場合は、その場でプレートを外して返納し、新しいプレートを取り付けてからでないと車は使用できません。
ですので、工具は必ず持っていきましょう。
取り付けるときには、以下のことに気をつけてください。
引用元:一般社団法人 全国自動車標板協議会 図柄ナンバー申込サービス
取り付け方が悪いと、走行中に外れて思わぬ大事故につながる可能性もあります。
外れることが無いよう、重々確認してから自動車を走らせてくださいね。
また、図柄については、オリンピックエンブレムとパラリンピックエンブレムがあり、各1枚ずつ計2枚が交付されます。
引用元:軽自動車検査協会
自動車は前面にも後面にも一枚ずつナンバープレートを貼るため2枚配布されるのですが、どちらのエンブレムを前面にするか後面にするかは自由に選べます。
東京オリンピック特別ナンバープレートの寄付の使い道は?
さて、東京オリンピックの特別ナンバープレートの寄付金は、どのように使われるのでしょうか。
この寄付は、東京オリンピック・パラリンピック期間の公共交通に関することに使われるようです。
例えば、この期間は、東京に人が多く集まり、交通面が混乱することが予想されますね。
この対策として、交通サービス網をより良いものにすることに使われると言われています。
また、この期間は、様々な年齢の人・様々な体の事情を抱えた人も、東京に多く集まってくることが考えられます。
これに対応するために、東京のバスやタクシーをバリアフリー化する事にも使われるようです。
よく見かけるチャリティの寄付ではなく、交通サービスの充実のために使われるということなのですね。
でも、この寄付による交通サービスの充実は、今後の私たちの生活にも大いに役立ちそうです。
まとめ
東京オリンピックの特別ナンバープレートは、2種類あり、どちらも交付手数料が7,000~1万円くらいかかります。
この金額については、地域によってかなり違うので、事前に問い合わせてみてください。
寄付版を希望する場合は、それに加えて、1,000円以上の寄付が必要になります。
申し込みは、「図柄ナンバー申し込みサービス」のサイトから行ってください。
ちなみに、寄付版で寄付されたお金は、オリンピック・パラリンピック機関の交通サービスの充実のために使われます。