山中伸弥教授※京都大iPS細胞の研究に寄付する方法は?

山中伸弥(やまなか しんや)教授のノーベル賞受賞で、iPS細胞が広く知られるようになりましたね。

このiPS細胞は、人工多能性幹細胞のことで、体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、多くの細胞に分化できる分化万能性と、自己複製能を持たせた細胞のことです。

再生医療の可能性が広がり、病に苦しむ多くの患者を救う可能性があるとして注目されています。

一方で、実用化されるまで時間がかかり、その間の経費も莫大なものになります。

そのため、山中伸弥教授は、iPS細胞が無事に実用化されるため、寄付を募っています。

ここでは、京都大学のiPS細胞研究に寄付する方法や、寄付の際の注意点などをまとめました。

山中伸弥教授の京都大iPS細胞研究に寄付する方法は?

山中伸弥教授の、京都大iPS細胞研究所への寄付は、iPS細胞研究基金で受け付けています。

引用元:京都大学 iPS細胞研究所CiRA(サイラ) 公式サイト

単発で1回のみの寄付をする形でも良いですし、継続的に寄付することももちろん可能です。

寄付をするには、まず、寄付の申込フォームに必要事項を入力して送信してください。

引用元:京都大学 iPS細胞研究所CiRA(サイラ) 公式サイト

寄付目的は「プロジェクト支援基金のため」、寄付先は「iPS細胞研究基金」を選んでください。

寄付金の決済は、銀行振り込み・ペイジー決済・クレジット決済の中から好きな方法を選べます。

その後、申し込み完了メールが来たら寄付金を振り込み、ここで寄付が完了します。

銀行振り込み・ペイジー決済・クレジット決済共に、領収書も発行してもらえるので、税控除の対象となり得ます

また、「振込用紙を送ってもらって振り込みをしたい」という場合、振り込み用紙を郵送してもらうこともできます。

上で紹介したURLに記載されているフリーダイヤルの番号に電話をすれば、振込用紙を郵送してもらえます。

さらに、「少額だけ寄付したい」という場合は、Yahoo!JAPANネット基金経由で寄付することもできます。

 

引用元:Yahoo!JAPANネット募金 公式サイト

但し、yahoo!ネット基金に寄付する場合、注意しないといけない点があるので、次の項で説明していきます。

京都大iPS細胞研究基金に寄付する時に気をつけること

京都大iPS細胞基金に寄付する際、yahoo!ネット基金経由で寄付をすると、税控除が適用されません

なぜかと言うと、yahoo!ネット基金への寄付は、領収書が発行されないからです。

少額からの寄付や、Tポイント1円分からの寄付など、手軽な寄付ができるのがyahoo!ネット基金の魅力です。

でも、その分、領収書の発行ができないため、税控除の対象にならないので、気をつけてくださいね。

もし、税控除を希望する場合は、公式サイトから申し込み、銀行振り込み・ペイジー決済・クレジット決済のどれかで寄付しましょう。

山中伸弥教授の寄付呼びかけに注目が集まる

京都大iPS細胞研究基金は、山中伸弥教授自らの呼びかけが注目されています。

では、なぜ山中伸弥教授自らが、寄付の呼びかけを真剣に行っているのでしょうか。

実はiPS細胞研究は、私たちが考えている以上に、厳しい道のりの研究なのです。

iPS細胞研究は、日本政府が支援している活動で、大型研究予算を得て行っている研究です。

2013年から10年で総額1100億円、山中伸弥教授率いる京都大iPS細胞研究所にも年間約10億円の助成金を出すことが決まっています。

しかし、政府の大型研究予算は期限付きの援助であるため、近い将来、予算減額の危機に陥っています。

また2019年9月にはiPS細胞を全国の医療現場に届ける体制作りのため、製造や供給を目的とした一般財団法人「京都大学iPS細胞研究財団」が設立されました。

財団の利益は研究費に回されるのですが、政府からは収益をあげる団体への支援は打ち切るという話があったと話題になっています。(2019年12月16日現在)

iPS細胞は、実用化されるまでは、最低でも2030年まで入念な研究が必要だと言われています。

でも、その前の段階で予算が打ち切られると、研究自体が暗礁に乗り上げてしまうのです。

価値あるiPS細胞の研究をずっと続けていくためにも、資金がとても重要なのですね。

また、iPS細胞研究を行っている研究員の人件費は政府の大型研究予算からも捻出されています。

しかし、政府の大型研究予算が終了したら、人件費を捻出することが非常に難しくなるのです。

このような事情からも、山中伸弥教授は、寄付の呼びかけを積極的に行っています。

山中伸弥教授は、公式サイトやネットを通じた寄付活動の他、マラソンを通じてPR活動を行ったりしています

山中伸弥教授は、マラソンを趣味にしており、この活動を通じたPR活動を続けています。

時には、京都マラソンにも参加し、完走して話題を集めることで、寄付活動に一役買っています。

京都大iPS細胞研究の寄付の収支は?

京都大iPS細胞研究の寄付の収支については、iPS細胞研究所の公式サイトで報告されています。

過去5年間の収支については以下になります。

寄付件数 寄付金額 支出金額(円)
2014年度 6,492 7億7,996万368円 2億4,032万5,956円
2015年度 9,734 24億6,869万3,106円 3億8,585万7,373円
2016年度 13,173 23億6,568万2,449円 3億6,576万1,311円
2017年度 20,088 37億6,713万4889円 5億3,424万730円
2018年度 24,712 48億543万3,685円 7億5,948万4,568円

引用元:京都大 iPS細胞研究所CiRA(サイラ) 公式サイト

京都大iPS細胞研究所への寄付については、毎年のように件数、金額が増えています

この背景には、2012年に山中伸弥教授がiPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したことが大きく影響しているのは明らかです。

2018年度末時点での基金の残高は、約143億円です。

この貴重な財源は、再生医療研究や創薬などの基礎研究が続けられる環境を整えるために使われます。

約143億円というと、資金が潤沢にあると感じる方もいるかもしれません。

ですが、研究開発には長い時間とお金が必要です。

研究というゴールの見えない活動を支えるためには、これだけの金額があれば十分だとは言えないのが現状です

まとめ

京都大のiPS細胞研究は、政府からの期間限定の援助によって成り立っています。

そのため、期限が切れて援助が打ち切られた場合、研究そのものが続けられなくなります。

そのため、iPS細胞研究の理解者を増やし、寄付を集めることはとても大切です。

日本のためにも、非常に価値ある研究の1つなので、もし何かを感じたら、ぜひ寄付をされてみてはいかがでしょうか。

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