季節の挨拶や懸賞の応募、年賀状などで出すことのあるはがき。
身近にあるはがきですが、住所や名前を書き損じてしまったり、プリントミスをしてしまうと出せなくなってしまう事があります。
特に宛名を間違ってしまうと修正も失礼にあたるので、もったいないと思いながら、はがきを処分してしまう事もあるのではないでしょうか。
郵便局に持っていけば5円の手数料で新しいはがきや切手と交換してもらえますが、面倒でなかなか郵便局まで出向くことができないことも多いと思います。
そこで不要になったはがきを新しいものと交換する以外で役立てる方法として、寄付する取り組みについて調べてみました。
書き損じはがきで寄付できる仕組み
はがきを寄付する仕組みは、まず不要になったはがきを寄付を受け付けている団体に送付します。
はがきを受け取った団体ははがきの金額ごとに仕分けを行い、はがきを切手に交換します。
切手に交換されると協力企業などに切手を購入してもらい、切手を現金にかえることで寄付金となります。
不要になったはがきを処分してしまえばゴミとなりますが、はがきの寄付を受け付けている団体に送付するだけで、寄付金となるのであれば協力したいと考える方も多いと思います。
個人では枚数も限られてしまうので、学校やサークルなどで受け付けてまとめて送付するのもいいかもしれません。
はがきを寄付することで現金を寄付した時と同じように役立ててもらえることができます。
書き損じはがきで寄付できる寄付先まとめ
書き損じや未使用のはがきの寄付を受け付けている団体は簡単に調べてみただけでも、いくつもありました。
団体名、団体ごとの寄付金を使っての支援対象をご紹介します。
認定NPO法人 Doooooooo (アフリカの子どもたちへの支援)
【ハガキ1枚の寄付が子供1日分の食費に】
年賀状の書き損じ、切手、おうちに眠っている金券や外貨など、是非寄付頂けないでしょうか。ハガキ1枚の寄付でアフリカの子どもたちの1日分の食費になります。
送付先
150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-16-26 協和ビル2階
認定特定非営利活動法人Doooooooo pic.twitter.com/M1dGot4kgw— CLOUDY (@cloudy_tokyo) 2019年1月9日
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(子どもの教育支援)
年賀状の準備はお済みですか? 年賀状を出す際、どうしても「書き損じハガキ」が出てしまいますよね。そんな書き損じハガキがありましたら、ぜひシャンティまでお送りください!アジアの子どもの教育支援に役立てさせていただきます! https://t.co/X9P6N1ix2q #年賀状 #ハガキ #書き損じ #寄付 pic.twitter.com/YJXdTaPgTV
— シャンティ国際ボランティア会(SVA) (@sva_1981) 2017年12月22日
NPO法人もったいないジャパン(国内外の福祉施設など)
たくさんの未使用ハガキや書き損じの年賀状、未使用切手や商品券などを寄付していただきました。物資を国内外の福祉施設等へ寄贈する際に使用させていただきます。ご協力本当に感謝いたします。😊 pic.twitter.com/Qq7VA0cDPS
— NPO法人もったいないジャパン (@mottainai_japan) 2019年2月5日
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
ご協力いただき嬉しいです^^未使用ハガキ、書き損じハガキがあれば、テラ・ルネッサンスまでお送りください! https://t.co/CMgtOKtZAb
— 認定NPO法人テラ・ルネッサンス (@terra_ngo) 2018年1月17日
他にも以下の団体ではがきの寄付を受付しています。
- 株式会社 インプレス(ユニセフへの寄付)
- 認定NPO法人 エファジャパン(カンボジアの子どもたちへの支援)
- JVC日本国際ボランティアセンター(パレスチナの人々への支援)
- 公益財団法人 ジョイセフ(発展途上国の女性支援)
- 一般財団法人 カンボジア地雷撤去キャンペーン(カンボジアの地雷撤去)
- 公益財団法人 日本ユネスコ協会連盟(発展途上国などの子どもたちへの支援)
- 認定NPO法人 IVY(アイビー)(発展途上国の人々への支援)
- 特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(アジアの貧困層の子どもたちへの支援)
- 公益財団法人 ケア・インターナショナルジャパン(発展途上国の人々への支援)
- チャリボン「はがき・デ・キフ」(支援先を選ぶことができる)
- 日本赤十字社(支部ごとに異なる)
- 赤い羽根共同募金(地域ごとに異なる)
- 公益財団法人 日本盲導犬協会(盲導犬の育成)
- あしなが育英会(事故や病気、災害等で親を亡くした等の家庭へ子どもたちの支援)
- 財団法人 緑の地球防衛基金(植林活動等)
実際には、学校などの施設に回収ボックスが設置され、代表者がこれらの団体へ送るケースが多いようです。
あなたのお住まいの地域でも、はがきの寄付の取りまとめをしているところがあるかもしれませんよ。
ぜひ、不要なはがきがある場合には、回収ボックスを探してみてくださいね。
はがきを郵便局に寄付することはできるの?
書き損しはがきは郵便局で手数料を払うことで、新しいはがきと交換してもらうことができます。
では、交換ではなく、郵便局にそのまま寄付することはできるのでしょうか?
調べてみたところ、郵便局では書き損しはがきの寄付は受け付けしていませんでした。
また、はがきは現金での返金を行っていませんので、金銭に換えて募金というのもできません。
そのため、要らないはがきで寄付をしたいという場合は、さきほどご紹介した団体へ送るのが良いでしょう。
まとめ
書き損じたはがきを寄付として受けつける取り組みは、たくさんの団体で行われています。
また団体によって様々な寄付金の使い方があります。
ホームページなどで寄付を受け付けている団体の活動内容を確認して、自分が寄付したいと思える団体を選び、少しでも自分の考えと近い団体を選んで寄付することもできます。
ただし、はがきを寄付する時は寄付を受け付けている期間が決まっている団体もあるので注意が必要です。
また団体へはがきを送る際の送料は送る側の負担となります。
送料の負担のない、回収ボックスなどを利用するのも1つの手かもしれませんね。
書き損じや古くなってしまったはがきはそのまま処分してしまうことが多かったのですが、これからは寄付をして役立てたいと思います。
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