ヘアドネーションって意味ない?医療用ウィッグのための髪の毛の寄付とは

ヘアードネーション

へアドネーション(髪の毛の寄付)はここ数年で急激に注目を集めています

みなさんの記憶にある小林真央さんもブログで新ヘアスタイル(医療用ウィッグ)を公開しへアドネーションを話題にされていましたよね。

「抗がん剤を始める前に長い髪を切ったときへアドネーションのことを思い立てばよかった。。。これがいつも心残りで残念なのです」と悔やむ気持ちをつづっていました。

切った髪がヘアドネーションという形で役立ててもらえることを広めたのは彼女かもしれません。

今、誰かのために髪を伸ばしている人はたくさんいます。

そして、待っている人達もたくさんいます。

今回は「へアドネーション」「医療用ウィッグ」についてご紹介させていただきます。

気になっている方やよくわからなくて検討されている方は、是非ごらんになってください。

ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは、直訳をすると「髪の毛の寄付」です。

病気・闘病の過程で髪を失った人達へ、医療用ウィッグ(かつら)の材料となる髪の毛を提供する活動です。

最近は新聞やテレビでもとりあげられていますのでみなさんも目にしたことがあるかと思います。

寄付として集まってくるへアドネーションの3割は10代以下の子ども達です。

小学生が自分の意志で髪の毛を寄付をしたというニュースが特集されたことも、ヘアドネーションが知られるきっかけになりました。

以下に、ヘアドネーションに適している髪の毛の状態をまとめました。

  • 髪の長さは31センチメートル以上が理想です
  • ダメージがなければ、カラーやパーマのかかった髪でも可能です。
  • 切り口は輪ゴムでしっかりとまとめる
  • 髪が完全にかわいている
  • 同一人物の髪でまとめる

 

ヘアドネーションとして提供する髪の毛には特別な切り方があります。

賛同している美容院もあり、そのような美容室を選べは気軽にカットしてもらえます。

 

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医療用ウィッグのために髪の毛を寄付するには?

医療用ウィッグのために髪の毛を寄付するには、ヘアドネーションの活動を行っている団体に送ることをオススメします。

日本では以下の3つの団体がへアドネーション活動をおこなっています。

ジャーダック

2009年に国内で最初に活動を広めたのがジャーダック「Japan Hair Donation Charity」というNPO法人です。

 

引用元:JHD&Cのホームページより

ジャーダックは寄付された髪の毛だけを利用して医療用かつらを作り、主に18歳以下の子どもたちに無償でかつらを提供しています。

31センチ以上の髪の毛の寄付を受付しており、美容室やサロンで髪を切った髪をジャーダックへ送ることで、ヘアドネーションをすることができます。

また、髪の毛の寄付だけでなく、募金という形での寄付も受付しています。

 

HERO

NPO法人HEROでもヘアドネーションの受付をしています。

引用元:NPO法人HERO公式サイト

HEROへ送られた髪の毛は、医療用かつらに作成され、18歳以下の子ども達に無償提供を行っています。

スタッフの方は、もともと東北でVヒーローキャラクターショーに携わったスーツパフォーマー。

2011年の東北大震災をきっかけにRYU PROJECT(リュウプロジェクト)を立ち上げ、その活動の1つとして2016年からヘアドネーションプロジェクトを推進されています。

HEROでも、寄付できる髪の毛の長さは31センチ以上です。

それ以下ですと、子供たちが望んでいるフルウィッグを作成できないため、受付はしていませんので、ご注意ください。

また、髪の毛の寄付に加えて、寄付金も募っています。

つな髪

つな髪もヘアドネーションをすることができる団体です。

 

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つな髪の大きな特徴は髪の毛の長さが15センチ以上でできることです。

ジャーダックやHEROでは31センチの長さの髪の毛しか寄付を受付していませんが、つな髪では15センチ以上であればヘアドネーションをすることができます。

4種類のウィッグを作られているようで、短い長さでも利用することができるようですね。

4種類のウィッグの中には、キッズデザイン賞を受賞されたものもあります。

また、イベントなども積極的にされていて、医療用ウィッグを広める活動を精力的にされています。

また、小規模ではありますが、小児がん等で髪の毛が少なくなってしまった子どもへ医療用ウィッグを無償で届ける活動をしている女子高校生の団体もあります。

女子高校生ヘアドネーション同好会

女子高校生ヘアドネーション同好会という高崎県にあるぐんま国際アカデミー高等部にある団体です。

寄付された髪の毛をアートネイチャーに医療用ウィッグに加工してもらい、必要としている子どもに届けています。

こちらも31センチ以上の髪の毛を寄付することができます

実績はまだ少ないようですが、高校生ながら精力的に活動をされており、応援の意味も込めてご紹介させて頂きました。

送料についてですが、ヘアドネーションに賛同しているヘアサロン、理美容室の中にはカットした髪の毛の郵送してもらえるところもあります。

それ以外ですと、送料は自己負担になります。

送り方についてはそれぞれの団体の公式サイトに詳しい記載がありますので、ご確認ください。

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ヘアドネーションの寄付は募金でも行っています

ヘアドネーションでの寄付というと、髪の毛を提供するというイメージがありますよね。

ですが、ヘアドネーションの団体では募金という形での寄付を募っているところもあります。

募金で集められたお金は、寄付を募るための活動費や、フルウィッグを作成するのにかかる費用に充てられます。

実際にフルウィッグを作るのには、約5万円の費用がかかるとも言われています。

そのような費用を補うために、お金での寄付は必要不可欠です。

髪の毛の長さが足りないなど、条件が折り合わずヘアドネーションができない場合でも支援の方法はあります。

ぜひ、募金という形での支援も検討してみてくださいね。

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医療用ウィッグとは

医療用ウィッグとは、病気などで髪を失った人が使用する医療用かつらのことです。

抗がん剤治療により脱毛した方が一時的に着用するケースが多いです。

ファッションウィッグは自毛の上にかぶりますが、医療用ウィッグは地肌に直接触れる場合もあるため、ネット素材などに工夫がされているものが多いです。

皮膚の弱い人へのオーガニック素材、自然に見える人口皮膚のものなどがあります。

髪の毛部分は、ヘアドネーションで集められた人毛で作られたものもあれば、化繊で作られたものもあります。

ファッションウィッグは、オシャレを目的にアレンジがしやすい化繊のものが多いのですが、医療用ウィッグの場合は見栄えの自然さが大切。

そのため、医療用ウィッグの場合、人毛を使用しているものが人気です。

ただ、化繊の方がお手入れがしやすいメリットがあります

どちらにする方は、着用する方の好みによります。

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ヘアドネーションって意味ないという噂もあるけど実際は?

へアドネーションが知られるようになり検討している人も多くいると思います。

今では化繊の医療用ウィッグも多く出回り、ヘアドネーションは意味ないのではという噂もありますが、医療用ウィッグをうけとる方にとっては大きな意味があります。

医療用ウィッグは、使用する人にとって手触りもよく、その人になじむと言われています。

化繊よりも自然に見える人毛の医療用ウィッグは、辛い治療期間を少しでもより良く過ごせることに大きく貢献しています。

また、医療用ウィッグには髪の毛を通じて応援したいという人の気持ちがこもっています。

気持ちのこもったへアドネーションに意味がないということは決してありません。

へアドネーションを通して笑顔がつながります。

医療用ウィッグは多くの方が待機しているのが現状です。

『ヘアドネーションには意味がない』というのは噂であり、実際には多くの人に必要とされています。

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ヘアドネーションをした方の声は?

ヘアドネーションを実際にされた方の声を集めてみました。

まとめ

病気になり髪を失うことで、気がふさがってしまうこともあります。

周りの人からどんなふうに見られているのか… 大人であってもつらいこと、子供たちにとってどれほどつらいことなのかはかりしれません。

そういう人達が医療用ウィッグを使用することで、周囲の目が気にならなくなり鏡を見るのが楽しくなったという声もあります。

元気に楽しく学校へ行くようになった子供の姿を見れてほっとしたという声もあります。

髪は子供にとっても大人にとっても、とても大切です。

私たちは毎朝鏡を見てセットをしながら、きれいになれば気分よく1日がスタートします。

逆に思うようにセットできないときは1日憂鬱な気分です。

それは健康な人にあるあたりまえの悩みです。

そのあたりまえの悩みさえもてない人がいるということをあらためて考えました。

へアドネーションは多くの人の笑顔につながる大切な活動だということを、たくさんの人へ伝わりもっと広がってほしいと強く思います。

私もへアドネーションについて詳しく知るまではテレビで見たという記憶だけでしたが、今回を機にこれからは周りの人との会話の一つにすることから始めていこうと思います。

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